枕詞5こういう気持ちで行こうかしらの文
▽東京に出てきてバンドを始めたのも、the waruinamidaを始めたのも、結局は「寂しかったから」という理由に集約されるような気がした企画前日。
▽どっかしら突き抜けたものがやりたくて、複雑な事をするつもりは無かったけれどカンタンな事をするつもりも無かった。つまりは突き抜けた場所に行きたかったし、見たかった。
▽自分がいいと感じたものを人がどう思うかでねじ曲げたくなかった。でも、世の中敵ばっかりだぜ俺トンがってるぜへへん、というイズムにパンクを感じるほど真っ直ぐでもなかった。人のために何かをすれば嬉しかったし、できる事なら人には好かれたかった。でも、こういう人は好きでこういう人は好きじゃない、そういうのは普通にあった。
▽人の事はやたらと見た。陰口とかじゃなく、飲みの席で「あいつああだよなあこうだよなあ」みたいな人間論をかますのは好きだった。でも自分の事は見えなかった。自慢話よりも長電話が好き。タイトな時間よりもグダグダな時間のほうが好き。人よりも拘りは強い方だ。でも、それを人に押し付けたくはない。
▽清貧気取るほど清でもないし貧でもない。中庸気取るほどバランスの取れたモノの見方をしていない。大して特殊な境遇を生きてるわけでもない。別に統計などないが、むちゃくちゃ働いてるわけでもない。むちゃくちゃ遊んでるわけでもない。スゴく明るいわけでもない、スゴく根暗なわけでもない。大企業には勤めていない。かといってフリーターその日暮らしか、それでもない。自由に使える金が沢山あるか、別にない。彼女、いない。友達なら居る。たぶん、長い付き合いになる奴が、割りといる。
▽目に見えないものが大事だと、今も昔も思っている。
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the waruinamida自主企画
「枕詞は殺せない5」
下北沢Daisy Bar
adv.1500/door.1800
open 18:00/ start 18:30
the waruinamida
1000000$boyz
壊れかけのテープレコーダーズ
股下89
タリバナサンバ
OA:児島裕也とイッサキ